T細胞
読み:ティーさいぼう
外語:T cell
白血球の一種であるリンパ球の一つ。
概要
体内に抗原が侵入し、抗原提示細胞が抗原の情報を探った後、その情報を元にして抗体を作るかどうかの判断を下す働きをする。実際に抗体を作るのはB細胞である。
存在量はリンパ球全体の60〜80%程度とされている。
特徴
胸腺から移出したT細胞のうち、まだ抗原刺激を受けていないものは、無知・未経験という意味で、ナイーブT細胞という。
これが活性化されると細胞表面のマーカー分子が発現する。CD4とCD8のどちらを発現するかで分類される。
- ヘルパーT細胞 (CD4陽性)
- CTL(細胞傷害性T細胞) (CD8陽性) 古くは「キラーT細胞」と呼ばれたもの
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