SO025300.5+165258
読み:???
外語:SO025300.5+165258
おひつじ座に見られる恒星の一つで赤色矮星。距離は2.3パーセク(7.59光年)であり、太陽、ケンタウルス座アルファ星系、バーナード星に次いで地球から四番目に近い恒星である。この名は符号であるが、固有名詞などは今のところ付けられていないようだ。
位置は2000年分点で赤経2h 53m 0.84s、赤緯+16°52′53.2″付近。スペクトルM6.5V型。質量は太陽の約7%、直径は木星の67%で、天体の明るさは太陽の1/300,000である。
このように小さく暗い天体だったため長く発見されなかったが、地球近傍小惑星探索をしていたアメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙センターのB.J.Teegarden(ティーガルデン)らにより、ハワイ・マウイ島ハレアカラの口径1m望遠鏡で観測した恒星データベースから発見された。この天体は年間で5.06±0.03秒角も動いている。
明るさは15等足らずと暗いため肉眼はもとより望遠鏡でも容易には観ることができないが、それまで知られていたバーナード星に次いで近い恒星、しし座ウォルフ359番星よりも太陽系に近い。
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