SN 1999bw
読み:エスエン-いちきゅうきゅうきゅう-ビーダブリュー
外語:SN 1999bw

 おおぐま座の棒渦巻銀河NGC 3198の腕に出現したIIn型超新星
目次

情報

基本情報

物理的情報

元の恒星

特徴
 1999(平成11)年4月中旬にLick天文台の超新星捜索チームが発見した。
 発見当初は、超新星としてはあまりにも暗いため、なかなか超新星と認められず符号が付かなかった。スペクトル観測の結果、この天体は爆発、膨張していることが分かり、1999bwという符号が付けられた。
 暗すぎると考えられたのは、母銀河NGC 3198までの距離が10Mpc程度であり、この程度の距離なら一般的には、極大時でIIa型で11等、IIb型でも13等程度まで明るくなるが、この超新星は18等前後にしかならなかった。
 発見当時は正体が不明で、後にIIn型超新星として呼ばれるようになった。

再検索