宇宙航空研究開発機構(JAXA)により開発されたH-IIBロケットの5号機で、本番 第4号機。
H-IIBロケットの第5号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第64号機である。
「H-IIB・F5」とも呼ばれる。
2015(平成27)年8月19日に種子島宇宙センター大型ロケット発射場の吉信第2射点より発射方位角108.5°で打ち上げられ、成功した。
- 形式
- フェアリング
- 5.1m外径 HTV専用フェアリング (5S-H型)
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、南南東の風3.5m/s(3m/cBeat)、気温27.8℃であった。
打ち上げ時刻は、国際宇宙ステーションの軌道により決定されており、次のように発表されていた。
- 打ち上げ予定日時: 2015(平成27)年8月16日22:01(@584)頃
- 打ち上げ予備期間: 2013(平成25)年8月17日〜2013(平成25)年9月30日
打ち上げ時刻は秒単位で決定されるが、これは最新の国際宇宙ステーションの軌道により決定される。予備期間中の打ち上げ日及び時刻については、国際宇宙ステーションの運用に係る国際調整により決定する。
実際には悪天候のため延期が続き、2013(平成25)年8月19日に打ち上げられた。
- 2015(平成27)年8月16日22:01(@584)頃: 当初予定(悪天候により延期)
- 2015(平成27)年8月17日22:35:54(@608): 2回目予定(悪天候により再延期)
- 2015(平成27)年8月19日20:50:49(@535): 3回目予定(打ち上げ成功)
時間は実測値(速報)に基づく。
- X+0秒: 発射(リフトオフ)
- X+1分49秒: SRB-A 燃焼終了
- X+2分4秒: SRB-A第1ペア 分離
- X+2分7秒: SRB-A第2ペア 分離
- X+3分43秒: 衛星フェアリング 分離
- X+5分49秒: 第1段主エンジン 燃焼停止(MECO)
- X+5分57秒: 第1段・第2段 分離
- X+6分7秒: 第2段エンジン 第1回推力立ち上がり(SELI)
- X+14分4秒: 第2段エンジン 第1回燃焼停止(SECO)
- X+14分54秒: 「こうのとり5号機」分離、打ち上げ成功
以降は計画値
- X+1時間39分5秒: 第2段エンジン第2回始動(SEIG2i)
- X+1時間39分58秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
関連するリンク
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H-IIBロケット
F5
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