風力発電
読み:ふうりょくはつでん
風の運動エネルギーで風車のついた発電機を回すことで発電を行なうこと。このための設備を備えた発電所を風力発電所という。
概要
風力発電は、風がよく吹く場所に風車を建て、その風力(運動エネルギー)を使って風車を廻し、風車に繋がっている発電機を動かして電気を作り出す発電方法である。
発電量は風任せある。風力自体を制御できるわけではないので、天候に左右される太陽光・太陽熱と大差ない。役立たずの発電機である。
特徴
利点
火力発電にせよ原子力発電にせよ、そのエネルギー源の殆どは輸入に頼っている。風は国産で賄う(?)ことが可能という利点がある。
- 純国産のエネルギーである
- 再生可能(自然環境の中で繰り返し利用できる)エネルギーである
- 地球温暖化の原因の一つとされている二酸化炭素を排出しない
この他にも、様々な利点を持っている。
欠点
海外では、風が吹き続ける場所などに設置され、ある程度の実用化はみている。
風だけで発電できるのがメリットであり、これは太陽光だけで発電できる太陽光発電・太陽熱発電と同様のメリットとなる。
しかしメリットを補えないほどの様々なデメリットがあり、日本での普及の見込みは無い。
- 風車の羽音が大きい (騒音公害)
- 風車にぶつかって死ぬ鳥が増加する
- 風力が弱すぎると発電機が動かず発電できない
- 風力が強すぎても発電機が壊れるからダメ (日本では台風で故障する)
風が弱ければ風車は回らないが、強すぎても壊れてしまうのである。風力発電はコストに見合わず、別にエコでもない。
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