開閉器
読み:かいへいき
スイッチのこと。中でも、電力回路や電力機器に用いる大型のものをいう。
概要
開閉とは、回路を開いたり閉じたりすることを意味する。
電気回路を繋げる動作を「オン(に)する」「入れる」「投入する」「閉じる」「クローズ(に)する」のように表現し、逆に電気回路を遮断する動作を「オフ(に)する」「切る」「開く」「開放する」「オープン(に)する」のように表現する。
特徴
工場
工場などにおける電動機(モーター)の始動や停止のためのスイッチは開閉器と呼ばれる。
また、この開閉器を素手で操作するのが危険な場合、あるいは遠隔操作したい場合には、電磁開閉器を用いて、押しボタンなどの制御機器を用いて制御する。
配電線系統
配電線系統で開閉器と呼ぶ場合は、特に電柱などによく設置されている三相交流のスイッチをいう。これは、責任分界点などによく付けられている。
この開閉器には、6600Vの三相交流の入力と出力が存在する。
変電所から遠隔制御できるようになっているものもあり、この場合は接続されている高圧線に信号が流されている。
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