重合
読み:じゅうごう
ある元となる分子があり、それが複数個連なり、より巨大な化合物を生ずる反応のこと。
概要
例えば、エチレンが重合してポリエチレン、プロピレンが重合してポリプロピレンを作る。
このうち、1分子の状態を単量体(モノマー)といい、これから作られる物質を重合体(ポリマー)と呼ぶ。
特徴
重合反応を開始させるための物質を「重合開始剤」、重合しないよう反応を防止するための物質を「重合防止剤」という。
モノマーとして市販されている物質には、勝手に重合しないように重合防止剤が添加されている。従って重合させるためには、蒸留や洗浄をし、この重合防止剤を取り除く必要がある。
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