超伝導
読み:ちょうでんどう
外語:superconductivity

 電気抵抗が零になる現象のこと。この量子現象は、1911(明治44)年にオランダ・ライデン大学のカメリン・オンネスによって発見された。
 電気抵抗0の超伝導状態では、電流を流しても電力の損失が起こらない。もしこの超伝導体でリング(環)を作り、そこに電流を流すと、永久に電流が流れ続けることになる。これは永久電流と呼ばれる。
 加えて、超伝導体は磁場に反発するマイスナー効果(完全反磁性)、ジョセフソン効果、磁束の量子化エネルギーギャップなど、通常の物質には見られない特殊な状態となる。

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