補数
読み:ほすう
外語:complement
加算で減算を行なうために考えられた値。
概要
x+yと言う計算をするとき、xに対して全ての桁が0になるような値yのこと(桁あふれは無視)。
例えば8-6とするかわりに、10-6で得られた4を加算する。8+4=12だが、この場合1の位だけをみれば2であり、8-6=2と一致する。
特徴
電子計算機(コンピューター)の加算は加算器によって行なわれる。減算も可能だが、一般に減算器というものはない。減算は、引く数を補数に変換し足す数に変えることで、加算に置き換えることができる。
コンピューターは通常、2進数での演算になるが、この補数の表わし方は、次の二種類があり使い分けられている。
再検索