耐性
読み:たいせい

 薬にある性質で、使っているうちに量を増やさないと効かなくなること。

概要
 依存症薬物は、連用によって効きにくくなる。これを「耐性の形成」という。
 耐性は薬物依存症の診断基準の一つではあるが、薬剤によっては常用量でも依存症を引き起こし、その場合は同じ量を飲み続けても効かなくなるために離脱症状を引き起こすことになる。
 耐性の上昇に応じて、使用量を増やか、他の薬に変更するかの判断が必要となる。
 また、有効量-致死量の間が狭い薬の場合、耐性が付いたときに危険である。

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