知能指数
読み:ちのうしすう
外語:IQ: intelligence quotient
知能の発達の程度を示す尺度の一つ。知能テストによって確認でき、ここで求まる年齢が知能年齢(別名、精神年齢)である。略称はIQ。
概要
知能検査を実施し、求まる「知能年齢」(MA)を、「生活年齢(実年齢)」で割り、100を掛けると算出できる。
近年では、知能だけでなく社会生活がどの程度営めるかの基準となる発達指数(DQ)もよく使われている。
特徴
算出方法
精神年齢=生活年齢(実年齢)の場合はIQ=100となり、小さい場合は知能が低く、高い場合は知能が高い。IQが140以上になると、天才とされる。
学校
高次脳機能障害時の学校選びにおける、大まかの目安は次の通り。
- 80以上 ‐ 普通学校の普通学級
- 70〜80 ‐ 普通学校の特別支援学級
- 70以下 ‐ 特別支援学校
実際には知能指数だけでなく総合的な判断が必要である。
両親は子供の障害を認めたくない気持ちが強く、普通学校に入れたがりがちである。しかし子供は、今は子供でも将来必ず大人になる日が来る。普通学校は普通の勉強しかせず、将来は自分の力で考え切り開く。特別支援学校はそういった事が難しい児が将来独り立ちし自活する日のために、就労するための職業訓練校的色彩が強い。児童生徒の障害の軽重も様々で、友達を作ることも普通にできる。
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