相貌失認
読み:そうぼうしつにん
外語:Prosopagnosia

 目は見えているものの、顔を見てもその表情の識別が出来ず、誰の顔か解らず、もって個人の識別が出来なくなる症状のこと。

概要
 顔を見分けることは大脳の最も高度な機能の一つであり、これは後頭葉で行なわれている。しかし後頭葉の損傷などによりこの機能が失われる事を相貌失認という。
 損傷の箇所や規模によって実際の症状は変わり、表情を見分けられない、男女の区別ができない、自分や知人の顔が分からない、など様々がある。

再検索