準回帰軌道
読み:じゅんかいき-きどう
外語:Sun-recurrent orbit

 一日のうちに地球を何度か周回し、数日後に定期的に元の地表面上空に戻る軌道。
 この軌道では地球を周回するたびに位置を僅かずつずらし、一定回数周回後に元の位置に戻ってくる。
 この軌道では、同じ地域を一定間隔で観測できるというメリットがあり、長期間、定期的に同一地域を観測するのに適している。
 例えば地球観測衛星ランドサットもこの軌道である。近地点約680km、遠地点約700kmの軌道を周期98.5分、1日に地球を15周する。そして16日後に元の地表面上空にも戻る。この場合は "回帰日数16日の準回帰軌道" と呼ぶ。

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