流行性耳下腺炎
読み:りゅうこうせい-じかせんえん
外語:mumps

 おたふくかぜ。ムンプスウイルスの飛沫感染により罹患する病。主な症状は耳下腺の急性腫脹で、時に顎下腺腫脹も伴う。病原体のムンプスウイルスはBSL-2(バイオセーフティーレベル2)に分類される。
 腫脹は2〜3日目に頂点に達し、一週間以内には消退する。幼児期から小学校期に多く、季節からにかけてが多い。
 合併症として無菌性髄膜炎なども見られ、また難聴、成人では精巣炎や卵巣炎などをおこすこともある。
 生ワクチンはあるが、接種は任意である。接種により数千例に一例程度、無菌性髄膜炎の合併が見られる。
 学校基準においては、腫脹が消失するまで出席停止である。

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