気体定数
読み:きたいていすう
外語:(universal) gas constant
ボイル・シャルルの法則(理想気体の状態方程式)における、温度に対する比例係数。
概要
R=気体定数、P=圧力、V=体積、T=絶対温度、n=気体の物質量(mol数)とすると、
PV=nRT
の式が成り立つ。
つまり、圧力×体積と、絶対温度は比例の関係にあり、気体定数はその比例定数である。
また気体定数(R)は、アボガドロ数(NA)、ボルツマン定数(k)と、次の関係にある。
R=NAk
定数
化学ではR=0.0821[atm・l/mol・K]、物理学ではR=8.3143[J/mol・K]。
物理と化学で値が違うようにみえるが、単位が違うだけで実は同じ値を示している。
ちなみに気象学ではこの気体定数Rの事は普遍気体定数R*と呼び、気体定数R=R*/M (ここでM:気体の分子量)となる。
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