死
読み:し
外語:death
命が絶えること。
概要
その定義は宗教的ないし政治的な論争ともなるが、生物学のみの範疇で考えた場合、(人間の場合)脳の機能が永久的に失われることを死と言う。
心臓が止まることを心臓死というが、心臓が止まっただけでは生物としてはまだ死亡していない。脳への血流がなくなり、脳細胞が破壊され脳機能が破壊された時点で、生物として遂に終焉を迎えることになる。
特徴
定義
日本では「死」自体を定義する法律はない。
死の三兆候である呼吸停止、心臓停止、瞳孔反射の喪失を、医師が診断(検死)することにより死が確定することになっている。それまでは明らかに死んでいても「社会死」として扱う。
各種書類に記載が必要となるため、検死の際には死亡日時を正確に確定する。
脳死
日本では古来より人間の死は心臓の停止と考えられてきた。
更に脳死でかつ一定条件を整えた場合にも死であるとされるようになった(臓器の移植に関する法律)。
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