大腸菌O157
読み:だいちょうきん-オウいちごーなな
外語:Escherichia coli O157
病原性のある大腸菌の一種。O157はベロ毒素を産生する、腸管出血性大腸菌の一つである。
概要
大腸菌は、O抗原、H抗原、K抗原でそれぞれ分類される。O抗原が157の菌種が全てベロ毒素を生成するわけではなく、食中毒を起こすものとして特によく知られるのは大腸菌O157:H7である。
感染が成立する菌数は、概ね50から100個とされている。
ベロ毒素は大腸菌に感染したウイルス(ファージ)が作り、大腸菌が死亡した時に放出され害をなすと考えられている。
特徴
感染源
生肉などに付着していることが多く、日本国内では朝鮮料理屋で食べられる、生レバーを使う料理ユッケ(肉膾、<YUK><HOE>)での感染事例が最多とされ、死者もある。
日本では2012(平成24)年7月から生レバーの販売禁止となるが、これに朝鮮人と、朝鮮人に支配された日本の新聞やテレビが一斉に猛反発する異様な事態となった。
が、販売禁止の直前6月29日に千葉県でユッケを食べた70代の男性が7月5日に腹痛や下痢の症状を訴えた。病状が悪化した7月10日に病院に搬送されたが、7月13日に多臓器不全で死亡した。この報道を受け、国民の大半は、この禁止は正しかったと理解したようである。
種類
大腸菌O157:H7の他にも何種類かベロ毒素を生成する大腸菌O157がある。
また、ベロ毒素の産生能はマクロファージを介して他の細菌に伝染るため、今後、他のタイプが食中毒の原因菌になる可能性もある。
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