体内受精
読み:たいない-じゅせい
卵または卵子が雌の体内より放出されず、受精が雌の体内にて行なわれる方法。
概要
ヒトは、この方法を用いている。
体内受精を行なう生物は、ほぼ例外なく雄が挿入器(ペニス)を保有しており、これを雌に挿入して雌の体内に精子を送り込む方法としている。
ただし一部の生物ではこれが逆転しているものもあり、例えば北海道大学と慶應義塾大学の研究チームにより、洞窟に棲むチャタテムシの一属、トリカヘチャタテという昆虫は、雌がペニス様の交尾器を持ち、これを雄に挿入して雄から栄養物質と精子を吸い取る、という交尾を実施していることが判明している。
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