人工肝臓
読み:じんこう-かんぞう
外語:artificial liver

 人工臓器のうち、肝臓の働きを代行するもの。

概要
 肝臓を構成する肝細胞は、実に500種類以上の化学処理を一瞬にして行なう能力を持っている。
 しかしこれを現在の科学で人工的に実現させることは困難で、巨大な化学プラントをもってしてようやく対応できるかどうかというレベルであり、肝臓と代替できるような大きさでそれを実現することは不可能である。
 従って完全に肝機能を代行できるような人工肝臓は現在はなく、人工肝補助装置として肝機能の一部を補助できているにすぎない。

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