三角関数
読み:さんかく-かんすう
外語:trigonometric function

 三角比の一般角に対する拡張。2次元ユークリッド座標平面において、OA=1、∠AOX=θと置いた時、Aの座標を(cosθ,sinθ)と定義する。
 
 フーリエ展開において極めて有用。
 三角関数にはcos、sinの他にtan、cosec、sec、cotなどが存在する。これらはtan x=sin x/cos x、cot x=cos x/sin x、cosec x=1/sin x、sec x=1/cos xによって定義される。
 複素数や行列への拡張も可能であり、複素関数の範囲ではsin x=(eix-e−ix)/2i、cos x=(eix+e−ix)によって定義される。この他の関数は一般角の場合と同様。
 三角関数の逆関数を逆三角関数という。
 なお、三平方の定理より、(sinθ)2+(cosθ)2=1が求められる。

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