リロケータブル
読み:リロケータブル
外語:relocatable

 再配置可能。
目次

概要
 主として機械語アセンブリ言語で書かれたプログラムで、プログラムの配置アドレスを変更してもそのままで動作できるもの。
 高級言語で書かれたプログラムであっても、コンパイルによって機械語に変換されるため、結果得られる機械語がリロケータブルであるかないかはコンパイラーの仕様などに左右される。

特徴
 プログラム中に絶対アドレスジャンプ等が含まれるとリロケータブルではなくなる。
 古の8ビットマイクロプロセッサーである6809などでは条件ジャンプが全て相対アドレッシングだったり、PC相対アドレッシングなどが充実していたため、完全なリロケータブルも可能だった。
 同じく8ビットの代表であるZ80では、相対ジャンプ命令JRは符号付きで8ビット範囲しか利用できないため、リロケータブルにすることは非常に難易度が高かった。

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