ヨタ
読み:ヨタ
外語:Y: Yotta
国際単位系のSI接頭語の一つ。10の24乗の意。記号は大文字で「Y」である。
概要
用途
ゼタの1000倍である。
古典にみられる単位の「〓」に相当する。
コンピューターでは、2の80乗、1024ゼタのこと。ネットワークの帯域やストレージが大きくなって来てはいるが、ここまでくると「ヨタ話し」などと言われる。
由来
Yottaはラテン語で8を意味するoctoを語源とする。
頭にyが付くのは、octoと区別するためと、ラテンアルファベットの最後から二番目Yに由来しているとされている。
8というのは、3桁ごとに区切って8番目つまり10の3×8乗というところから。
一覧
SI的に可能性のありそうな単位は次の通り。実際には、その殆どは使用実績が無い。
- 基本単位
- Ym ‐ ヨタメートル (長さ)
- Yg ‐ ヨタグラム (質量)
- Ys ‐ ヨタ秒 (時間)
- YA ‐ ヨタアンペア (電流)
- 組立単位
- YHz ‐ ヨタヘルツ (周波数)
- YN ‐ ヨタニュートン (力)
- YPa ‐ ヨタパスカル (圧力・応力)
- YJ ‐ ヨタジュール (エネルギー・熱量)
- YW ‐ ヨタワット (仕事率・工率)
- YC ‐ ヨタクーロン (電荷・電気量)
- YV ‐ ヨタボルト (電位差・起電力)
- YF ‐ ヨタファラッド (電気容量)
- YΩ ‐ ヨタオーム (電気抵抗)
- YS ‐ ヨタジーメンス (コンダクタンス)
- YWb ‐ ヨタウェーバー (磁束)
- YT ‐ ヨタテスラ (磁束密度)
- YH ‐ ヨタヘンリー (インダクタンス)
- Ylm ‐ ヨタルーメン (光束)
- Ylx ‐ ヨタルクス (照度)
- YBq ‐ ヨタベクレル (放射能)
- YGy ‐ ヨタグレイ (吸収線量)
- YSv ‐ ヨタシーベルト (線量当量)
- 併用可能単位
- YL ‐ ヨタリットル (体積、容積)
- Yt ‐ ヨタトン (容積)
- YB ‐ ヨタベル (比の対数)
- YeV ‐ ヨタ電子ボルト (エネルギー)
- Yua ‐ ヨタ天文単位 (長さ)
- Ya ‐ ヨタアール (面積)
- Ybar ‐ ヨタバール (圧力)
- Yb ‐ ヨタバーン (面積)
- 非SI単位
- Yerg ‐ ヨタエルグ (エネルギー)
- Ydyn ‐ ヨタダイン (力)
- YP ‐ ヨタポアズ (粘度)
- YSt ‐ ヨタストークス (動粘度)
- Ysb ‐ ヨタスチルブ (輝度)
- Yph ‐ ヨタフォト (照度)
- YGal ‐ ヨタガル (照度)
- YMx ‐ ヨタマクスウェル (磁束)
- YG ‐ ヨタガウス (磁束密度)
- YOe ‐ ヨタエルステッド (磁界の強さ)
- Ycal ‐ ヨタカロリー (熱量)
- YCi ‐ ヨタキュリー (放射能)
- YR ‐ ヨタレントゲン (照射線量)
- Yrad ‐ ヨタラド (吸収線量)
- Yrem ‐ ヨタレム (線量当量)
- Yγ ‐ ヨタガンマ (磁束密度)
- YJy ‐ ヨタジャンスキー (電磁波束)
- YAh ‐ ヨタアンペアアワー (電荷・電気量)
- 情報処理
- Yb ‐ ヨタビット (情報量)
- YB ‐ ヨタバイト (情報量)
- YPx ‐ ヨタピクセル (画素数)
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