ハッブル・ディープ・フィールド南天領域
読み:ハッブルディープフィールドなんてんりょういき
外語:HDF-S: Hubble Deep Field South
1998(平成10)年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、南天のきょしちょう座の一角のこと。
概要
ハッブル宇宙望遠鏡により、この領域で120億光年彼方(当時の発表による数字)の銀河の撮影に成功した。この撮影は宇宙の歴史を解明する「ハッブル・ディープ・フィールド」と呼ばれるプロジェクトの一環として行なわれた。
満月の面積の1%ほどしかない狭い領域だが、今までは観測が出来無かった数千個の銀河やクエーサーの撮影に成功、宇宙の初期に銀河や恒星がどのように形成されたのかを解明する貴重なデータとなった。
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