テスラ
読み:テスラ
外語:tesla
国際単位系における磁束密度の単位。単位面積あたりの磁束の密度を表わす。記号はT。なお、磁束密度の記号はBである。
概要
独自の記号で表わすSI組立単位であり、ウェーバー毎平方メートル(Wb/m2)と定義される。このテスラの次元はkg・s−2・A−1である。
古いcgs単位系では磁束密度の単位はガウス(G)で、1T=10000Gである。つまり、10G=1mTである。
なお、電磁気学では、非SI単位の磁束密度の単位として1γ=10億分の1テスラが使われる。
関連単位
国際単位系では、SI接頭語を付けることで微小または巨大な値を簡潔に表現できる。
以下は、SI的に可能性のありそうな単位である。実際には、その殆どは使用実績が無い。
- ヨクトテスラ(yT) 10−24
- ゼプトテスラ(zT) 10−21
- アトテスラ(aT) 10−18
- フェムトテスラ(fT) 10−15
- ピコテスラ(pT) 10−12
- ナノテスラ(nT) 10−9
- マイクロテスラ(μT) 10−6
- ミリテスラ(mT) 10−3
- センチテスラ(cT) 10−2
- デシテスラ(dT) 10−1
- テスラ(T) 100
- デカテスラ(daT) 101
- ヘクトテスラ(hT) 102
- キロテスラ(kT) 103
- メガテスラ(MT) 106
- ギガテスラ(GT) 109
- テラテスラ(TT) 1012
- ペタテスラ(PT) 1015
- エクサテスラ(ET) 1018
- ゼタテスラ(ZT) 1021
- ヨタテスラ(YT) 1024
しかしヨタテスラなどの単位は現実的でなく、このような単位を使ってもヨタ話と言われる。
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