スピッツァー宇宙望遠鏡
読み:スピッツァーうちゅうぼうえんきょう
外語:Spitzer Space Telescope
NASAの赤外線天文衛星。当初は2002(平成14)年に打ち上げ予定だったが延期が続き、2003(平成15)年8月25日 01:35:39(EDT)にデルタIIロケットで打ち上げに成功した。仮称SIRTF(Space InfraRed Telescope Facility)。
NASAのグレートオブザーバトリー計画における望遠鏡衛星の第四機目で、赤外線領域を担当する。
これまでに打ち上げられた中で最も強力な赤外線望遠鏡であり、近隣の恒星の原始惑星円盤から遠方の銀河まで、様々な画像を捕えることが期待されている。
愛称はコンテストとして一般募集が掛けられた。結果、米プリンストン大学の教授などを務め、宇宙望遠鏡を打ち上げる提案した宇宙物理学者Lyman Spitzer、Jr.(ライマン・スピッツァー)博士の名が与えられることになった。
再検索