シガテラ
読み:シガテラ

 熱帯・亜熱帯で時々起きるの毒化現象。
目次

概要
 渦鞭毛藻と呼ばれる単細胞藻類が、シガトキシンマイトトキシンなどの原因物質を作る。
 サンゴ礁で渦鞭毛藻が大量発生すると、それを食べた魚が地域的に毒化し、食中毒が発生する。

特徴
 はっきりとした数は不明だが、患者数は年間で2万人以上と言われ、自然食中毒の中では世界最大規模である。日本国内では時々沖縄や九州などで見られる。
 症状としては、下痢、体のしびれ、関節痛、筋力低下、ドライアイスセンセーションなどがあり、重症の場合には呼吸困難で死に至る。

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