グラード法
読み:グラードほう
外語:grade
円周を400等分し、1周を400度で示す角度の表記法。単位はgまたはgradである。グレードともいう。グラディアン(gradian)ともいう。
概要
フランス革命でメートル法が誕生するが、この時に度数法の一周360度、直角が90度は中途半端なので、これも10進法にしようとして発案されたものがグラード法である。しかし、普及しなかった。
1グラードは直角(度数法で90度)の1/100である。つまり、直角を100度とする方式である。ゆえに円の一周は400グラードとなる。
特徴
最初に発案したフランスを中心に、欧米圏では僅かに使われる例があったようではある。
しかし今となってはどこで使われているのか定かではないが、関数電卓などでは、一般的な度数法や弧度法と並んで使用できることが多い(Windows 7の標準アプリケーションにある電卓でも使用可能)ため、「gradって何?」はある種のFAQとなっている。
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