その出力方法も様々あるが、そのうちの一つが、コレクタをそのままで端子等に繋げるオープンコレクタである。 スイッチング機能 OFF
トランジスタが、スイッチとしてOFFの状態の場合、回路はオープン(切断状態)となっている。つまり、出力はハイインピーダンスである。
このためオープンコレクタ出力は何にも繋げていないのと同じ状態となるため、その内容は不定である。信号のレベルは、これと繋げる側で設定せねばならない。 ON
トランジスタが、スイッチとしてONの状態になると、オープンコレクタ出力はGNDとショートしようとする。つまり、出力は0Vである。
しかし、このままでは電源の供給がないためトランジスタは動かない。よって、これと繋げる側は電流を供給する必要がある。 プルアップ
オープンコレクタの出力を用いるには、一般に後段側でプルアップすることで行なう。