ウェーバー
読み:ウェーバー
外語:weber
MKSA単位系および国際単位系における磁束の単位。記号はWb。なお、磁束の記号はΦである。
概要
独自の記号で表わすSI組立単位であり、ボルト秒(V・s)と定義される。このウェーバーの次元はm2・kg・s−2・A−1である。他のSI組立単位では、T・m2が相当する。
古いcgs単位系では磁束の単位はマクスウェル(Mx)で、1Mx=10−8Wbである。つまり、1Wb=108Mxであり、10G=1mTである。
関連単位
国際単位系では、SI接頭語を付けることで微小または巨大な値を簡潔に表現できる。
以下は、SI的に可能性のありそうな単位である。実際には、その殆どは使用実績が無い。
- ヨクトウェーバー(yWb) 10−24
- ゼプトウェーバー(zWb) 10−21
- アトウェーバー(aWb) 10−18
- フェムトウェーバー(fWb) 10−15
- ピコウェーバー(pWb) 10−12
- ナノウェーバー(nWb) 10−9
- マイクロウェーバー(μWb) 10−6
- ミリウェーバー(mWb) 10−3
- センチウェーバー(cWb) 10−2
- デシウェーバー(dWb) 10−1
- ウェーバー(Wb) 100
- デカウェーバー(daWb) 101
- ヘクトウェーバー(hWb) 102
- キロウェーバー(kWb) 103
- メガウェーバー(MWb) 106
- ギガウェーバー(GWb) 109
- テラウェーバー(TWb) 1012
- ペタウェーバー(PWb) 1015
- エクサウェーバー(EWb) 1018
- ゼタウェーバー(ZWb) 1021
- ヨタウェーバー(YWb) 1024
しかしヨタウェーバーなどの単位は現実的でなく、このような単位を使ってもヨタ話と言われる。
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