こうのとり3号機
読み:こうのとり-さんごうき
外語:HTV3

 こうのとり(HTV)の3号機。JAXAの資料では『「こうのとり」3号機』と書かれている。
目次

情報

基本情報

沿革

特徴

ペイロード(主要積載物)
 水や食料など主要なものは、従来通りと見込まれる。
 この他、CubeSatと呼ばれる箱型の小型衛星が計5個が搭載され、ピギーバック衛星として打ち上げられた。

小型衛星
 小型衛星は「CubSat規格」として規格化されている。衛星専用の搭載ケースに5機搭載し、H-IIBロケット3号機で打ち上げられた。
 搭載された小型衛星は、次の5機である。
 この衛星搭載ケースは一旦きぼう船内に搬入された。きぼうで「衛星搭載ケース」を取り付けた「親アーム先端取付型実験プラットフォーム」をきぼうエアロックに取り付けて船外に搬出、これを「きぼう」ロボットアームで把持、ISS飛行方向の反対側下方45°に向けた後、衛星搭載ケース内のバネにより衛星を放出した。
 これら衛星は、最大100日程度で大気圏に突入し、ミッションを終了する。

打ち上げまで
 作られたこうのとり3号機は、種子島まで船で運ばれ、その後種子島宇宙センターまで陸送された。
 天候は万全ではなかったが、2012(平成24)年7月21日に、予定通り打ち上げられ成功した。

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