Athlon XP-M
読み:アスロン-エックスピー-エム
外語:Athlon XP-M
AMDの開発した、RISCアーキテクチャーベースIntel互換マイクロプロセッサーのひとつ。AMD Athlon XPシリーズの一つで、薄型軽量ノートパソコンからデスクトップパソコン置き換えノート(通称デスクノート)まで対象とする製品。
低電圧版、スタンダード版、メインストリーム版、デスクトップリプレースメント(DTR)版の4クラスに分けで商品展開されている。シリーズ通してFSBは266MHzであるが、一部に200MHzのものがある。
シリーズ中最も注目される低電圧版は、2003(平成15)年3月12日に1400+/1500+/1600+/1700+/1800+が発表された。追って6月17日に1900+/2000+が追加発表された。このうち1400+〜1700+まではThoroughbredコア、1800+以降はBartonコアである。TDPは25W、電圧は1.05〜1.25V、パッケージはμPGAである。
スタンダード版はTDPが35Wである。低電圧版の全モデルナンバーに加え、Bartonコアの2200+がある。
メインストリーム版はTDPが45Wである。スタンダード版の全モデルナンバーに加え、Bartonコアの2400+/2600+がある。対象はデスクノートで、省電力技術のPowerNow!を搭載する。
最後にデスクトップリプレースメント(DTR)版はTDPが70Wである。全モデルともにThoroughbredコアで、2000+/2200+/2400+/2600+が用意され、追って2800+が発表された。対象は高性能なデスクノートで、省電力技術のPowerNow!を搭載する。
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