Apple A8X
読み:アップル-エイエイト-エックス
外語:Apple A8X

 AppleのiPad Air 2で採用されたマイクロプロセッサー
目次

概要
 Appleが、iPad Air 2のために設計したSoC(System-on Chip)である。CPUのほか、GPUやDRAMがオンダイで搭載されている。Apple製品専用として作られており、チップ単体での販売はされていない。
 命令セットアーキテクチャーは64ビットのARMv8-A(ARMv8)である。
 Xは、Apple A8に比べてグラフィック能力が向上していることを表わす。A8比で、CPU性能は4割向上、GPU性能は約2.5倍とされている。
 台湾TSMCの20nm世代プロセスで製造されている。
 後継は、iPad Proで採用されたApple A9Xである。

特徴

採用機種
 次の機種で採用されている。

仕様
 ARMアーキテクチャのCPUに、各種の周辺を組み合わせている。

ARMv8-A
 A8は、Apple A7と同様にARMv8のうち、アプリケーションプロセッサー向けであるARMv8-A命令セットを採用した。
 CPUの仕様はARM Cortex-A57相当であるが、Apple A7もA8もCortex-A57を用いていないとされる。

再検索