A/H5N1亜型インフルエンザウイルス
読み:エイ-エイチごエンいち-あがた-インフルエンザウイルス
外語:Influenza A virus subtype H5N1
A型インフルエンザウイルスの亜型の一つ。いわゆる「鳥インフルエンザ」のウイルスで、「H5N1亜型」「A/H5N1」「A(H5N1)」のようにも書かれる。
情報
現在のウイルス学では、次のように分類される。
分類
- 綱: 第5網(1本鎖RNA -鎖) Group V
- (目: その他の目)
- 科: オルソミクソウイルス科 Orthomyxoviridae
- 属: A型インフルエンザウイルス属 Influenzavirus A
- 亜型: H5N1
蛋白
スパイク蛋白は、H蛋白(赤血球凝集素)がH5、N蛋白(ノイラミニダーゼ)がN1である。
特徴
性質
強毒性の高病原性鳥インフルエンザ。
香港で発生したと考えられる。
鳥インフルエンザとはいえ、鳥のみならず、豚や猫、虎、そして人への感染も確認されている。
ヒトへの感染
人への感染は1997(平成9)年に香港で初めて確認され、6人の死者を出した。
2004(平成16)年には南鮮やベトナム、そして日本国でも発生した。
動物から人へ感染し、致死率が非常に高いため、恐れられている。
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