B1950.0
読み:びー-せんきゅうひゃくごじゅっ-てん-ぜろ
外語:B1950.0

 天文学で使われていた標準分点の一つ。1950年分点。J2000.0の採用によって廃止された。
目次

概要
 グレゴリオ暦1950年の頃の平均赤経、平均赤緯を基準とするもの。
 Bはドイツの数学者であり天文学者だったフリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル(Friedrich Wilhelm Bessel)にちなんで命名された。
 ただし、最初からB1950.0と呼ばれていたわけではない。
 暦年と区別するため.0を付ける習慣となり、更に1980年代半ばにユリウス通日基準のJ2000.0が採用されてからは区別のため、ベッセルの名を冠してB1950.0と呼ばれるようになった。

特徴
 派生して、古い星図などでは、次のような標準分点が見られる。

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