Apple A8
読み:アップル-エイエイト
外語:Apple A8
AppleのiPhone 6とiPhone 6 Plusで採用されたマイクロプロセッサー。
概要
Appleが、iPhone 6/6 Plusのために設計したSoC(System-on Chip)である。CPUのほか、GPUやDRAMがオンダイで搭載されている。Apple製品専用として作られており、チップ単体での販売はされていない。
命令セットアーキテクチャーは64ビットのARMv8-A(ARMv8)である。
台湾TSMCの20nm世代プロセスで製造されている。
後継は、iPhone 6s/6s Plusで採用されたApple A9である。派生品にiPad Air 2で採用されたApple A8Xがある。
特徴
採用機種
次の機種で採用されている。
仕様
ARMアーキテクチャのCPUに、各種の周辺を組み合わせている。
- CPU ‐ 64ビットARMアーキテクチャー
- ARMv8アーキテクチャー デュアルコア 最大1.4GHz
- GPU ‐ PowerVR GX6550 (192コア)
- DRAM ‐ 1GiバイトRAM(LPDDR3)
ARMv8-A
A8は、Apple A7と同様にARMv8のうち、アプリケーションプロセッサー向けであるARMv8-A命令セットを採用した。
CPUの仕様はARM Cortex-A57相当であるが、Apple A7もA8もCortex-A57を用いていないとされる。
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