40kHz
読み:よんじっキロヘルツ
外語:40kHz

 おおたかどや山標準電波送信所から発信されている標準電波の周波数長波であり、波長は7.5kmである。
目次

概要
 標高790mの福島県・大鷹鳥谷山(おおたかどややま)の山頂にある「おおたかどや山標準電波送信所」に設置されたアンテナから送信されている。
 長波、しかも波長7.5kmもあることからアンテナも巨大である。アンテナポール自体は全高250mだがそれだけでなく、ポールを中心に放射状に支線が伸ばされ、敷地を含めて傘状のアンテナとして機能している。この「アンテナ」は、総敷地面積約8.8km2、東京ドーム約2個分の広さを持っているのである。

特徴
 2011(平成23)年3月11日14:46(@281)に発生した最大震度7(マグニチュード9.0)の平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う福島原電周辺に対する避難命令に伴い、送信所が無人となったため、不安定な運用が続いている。
 大鷹鳥谷山は現在警戒区域となり立ち入りが規制されているため、一度天災で停止してしまうと、復旧まで時間を要することになる。

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