2002 MN
読み:にせんに-エムエン
外語:2002 MN
2002(平成14)年に、地球から僅か12荳km(120[Mm])まで接近したアポロ型小惑星。それまで確認された中では、1994 XM1に次ぎ二番目に近い距離であった。
概要
この小惑星は、地球の公転軌道の内側から、火星と木星の公転軌道の中間付近までの楕円軌道を公転している。
このため、地球と火星に対し、軌道上それぞれ二箇所、接近する要素が存在することになる。
概要
地球と月の間が38荳kmなので、月よりも遥かに近いところを、この天体は通り抜けたことになる。
この天体は2002(平成14)年6月17日にLINEAR望遠鏡で発見されたが、軌道計算により、実は2002(平成14)年6月14日に最接近していることが判明した。つまり事前に接近が分からなかったということである。
しかもその大きさは約100mもあり、もし東京の都心部に落ちれば関東平野が壊滅する程のものであったため(欧米のマスコミでは)騒がれた。
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