辣油 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質・食品編 (NFOOD) |
読み:ラーゆ |
外語:chili oil |
品詞:名詞 |
唐辛子などの香辛料を、胡麻油などの食用油に入れて加熱し、辛味成分を抽出して作った調味料。中華料理のうち、四川料理を代表する調味料である。
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概要 |
赤唐辛子の他に、ニンニク、生姜、葱、山椒などの薬味を加え、加熱した胡麻油や菜種油などの食用油に通す。
工業的な製造方法では、ザルようなものに材料を入れてここに油を通すため、その工程は一瞬である。より安価なものは唐辛子などすら使わず、香辛料と色素で作られたものもある。
家庭でも作ることができるが、唐辛子は種まで含めると激辛となり、また長時間加熱すると苦味が出るため、注意が必要である。
特徴 |
本場中華風 |
中華料理で使う辣油は、油の中に具材が沈んでいる。
使う時は、薬味ごと掬う。
このため辛いものが多いらしい。
食べるラー油 |
日本では、2009(平成21)年8月に桃屋が発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」から、薬味入りの辣油が一般化した。
現在では、様々なメーカーが薬味入りの辣油を販売しているほか、牛丼屋も薬味入りの辣油を乗せた丼の販売を開始した。
各社とも様々なフレーバーを用意しているが、ニンニクと赤唐辛子をメインにするものが多いようである。
リンク |
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