日周運動 |
辞書:科学用語の基礎知識 天文学編 (UAST) |
読み:にっしゅううんどう |
外語:diurnal motion |
品詞:さ変名詞 |
天球上の天体が、地球の自転によって毎日地球の周りを回っているように見える、見かけの運動のこと。
|
概要 |
現実には地球は太陽の周りを回っているが、地球から見れば、地球は止まっていて太陽が地球の周りを回っているように見える。
このように、地球から見て、毎日毎日同じような天体の動きが観測できるが、これを日周運動という。
天動説は、日周運動を見た古代の人々が、地球が宇宙の中心と錯覚したことに基づく宇宙感である。
特徴 |
地球の自転に伴う運動であるため、日周運動は天の北極と天の南極を結ぶ線を軸として回転して見える。
地球の北半球からは天の北極を中心に、南半球からは天の南極を中心に各々日周運動するように見えることになる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |