太陽系小天体
読み:たいようけいしょうてんたい
外語:SSSB: small solar system bodies

 太陽系の天体の一つで、惑星準惑星、および衛星以外の全ての天体のこと。
 英名small solar system bodiesの直訳で、学会の決定以前から仮称として用いられたが、学会もこれを正式名称として認めた。
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概要
 2006(平成18)年8月24日のIAU(国際天文学連合)により、この枠組みが議決された。
 従来、同等の用語にminor planetがあったが、惑星(planet)と準惑星(dwarf planet)の枠組みが明確化されたことに伴い、それ以外についてをplanetと呼ぶべきでないと考えられたことから、名称の変更となった。
 なお、minor planetは、日本語では(広い意味での)「小惑星」と訳されていた。現在ではこの広い意味での和名「小惑星」は廃止されたものと考えられる。

太陽系小天体の分類
 太陽系小天体に属する天体には、次のようなものがある。
 太陽系の外側には、太陽系を球状に包むようにオールトの雲があると推定されている。これが太陽系外縁天体の枠組みに入るのかどうかは、定義がない。

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