埋込形スイッチボックス
読み:うめこみがた-すいっちぼっくす
壁内に埋め込んで、連用器具を取り付けるためのボックス。
概要
隠蔽配線部分にスイッチ、アウトレット(コンセント)、あるいは接地端子を付ける場合に使われるボックスである。アウトレットボックスと同様、抜き打ち部がある。
金属製のものと、合成樹脂製のものがある。
特徴
一般家屋の壁スイッチを想定すると、壁の中に埋め込まれるのが埋込形スイッチボックスということになる。
実際の施工においては、ボックス以外に様々なものが併用される。
- 金属製スイッチボックスのケーブル出入口には、ゴムブッシングを取り付け、電線を保護する
- 金属製スイッチボックスには「塗りしろカバー」を付ける
- 樹脂製ボックス(日本間ボックス)の場合は、ゴムブッシングも塗りしろカバーも必要ない
- 塗りしろカバーまたは樹脂製ボックスには「埋込連用取付枠」を付ける
- スイッチなどは、埋込連用取付枠に固定する
- 最前面は「プレート」を付ける。プレートは内側で取付枠にネジ止めするものと、それに取り付ける外側がペアとなっている
なお、木造住宅では一般に樹脂製ボックス(日本間ボックス)を使うので、ゴムブッシングも塗りしろカバーも必要がない。
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