光化学スモッグ |
辞書:科学用語の基礎知識 地質学編 (NGEO) |
読み:こうかがくスモッグ |
外語:photochemical smog |
品詞:名詞 |
光化学オキシダントを主成分とするスモッグ。
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概要 |
自動車や工場などから排出される窒素酸化物と揮発性有機化合物(VOCI)が、太陽光中の紫外線を受けて光化学反応を起こし、二次的汚染物質を生成することによって生じる。
二次的汚染物質としては、オゾン、アルデヒド、ペルオキシアセチルナイトレート、二酸化窒素等の酸化性物質と、ホルムアルデヒド、アクロレイン等の還元性物質があるが、主要なものはオゾンである。
二次的汚染物質のうち、酸化性物質から二酸化窒素を除いたものを「光化学オキシダント」という。
特徴 |
気象条件により、この光化学オキシダントがスモッグとなることがある。この状態を「光化学スモッグ」と呼ぶ。
光化学スモッグは、日差しが強く、気温が高く、風が弱い日の日中に発生しやすい。
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