先カンブリア紀
読み:せんかんぶりあき
地球の地質時代の小区分の一つ。
概要
先カンブリア時代と同義として使われることもあるが、区別する場合、先カンブリア時代のうち、特に約40億年前以降をいう。
大きく二代(Era)に分けられている。
- 太古代 (約40億年前〜約25億年前)
- 原生代 (約25億年前〜約5億4100万年前)
本来「紀」という呼び方は「代」の下位にあたる分類ではあるが、先カンブリア紀は太古代と原生代の二代に渡る紀となる。
特徴
この時代は原核生物やストロマトライトを始めとして、珊瑚、クラゲなどが生息していたとされる。
後期にはエディアカラ生物群と呼ばれる生物が出現するが、この時代は変な動物ばかりのため系統樹作成は困難を極めており、未だ完成されていない。
前後
再検索