リボトリール |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:リボトリール |
外語:Rivotril |
品詞:商品名 |
マイナートランキライザー。抗癲癇(てんかん)剤、抗不安薬。
メーカーは中外製薬(旧・日本ロシュ)。
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薬品の特徴 |
0.5mg錠は薬品コード1139003F1032、識別コードDU。薬価10.30円/1錠。
1mg錠は薬品コード1139003F2039、識別コードFT。薬価17.70円/1錠。
2mg錠は薬品コード1139003F3035、識別コードDV。薬価31円/1錠。
細粒0.1mgは薬品コード1139003C1036。薬価17.50円/0.1mg。
細粒0.5mgは薬品コード1139003C2032。薬価63円/0.5mg。
成分・添加物 |
規制区分 |
本剤は向精神薬であるため、2002(平成14)年3月18日厚生労働省告示第九十九号により、投与量は一回につき90日分が限度となる。
効能・効果 |
癲癇発作などに効果がある。
また、本来は癲癇(てんかん)の薬だが、筋弛緩作用があるため緊張系の不安にも効果があり、抗不安薬としての人気も高い。
躁鬱病の予防薬としても用いられる。
用法・用量 |
成人は、初回は1日0.5〜1mgを1〜3回に分けて経口投与する。以降は徐々に増量し、維持量は1日2〜6mgを1〜3回に分けて経口投与する。
乳幼児は、初回は0.025mg/体重1kg/日とし1〜3回に分けて経口投与する。以降は徐々に増量し、維持量は0.1mg/体重1kg/日を1〜3回に分けて経口投与する。
剤形 |
錠剤は円形の素錠である。0.5mg錠は割線なし、1mg錠は一本の割線入り、2mg錠は十字の割線入りである。色は2mg錠のみ薄橙色、他は白色である。
細粒剤は、0.1mg剤は白色、0.5mgは薄橙色である。
風味等 |
不明。
名称の由来 |
不明。
注意点 |
妊婦・授乳中の婦人へは投与しないことが望ましい。乳汁への移行が確認されている。
リンク |
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