マーガリン |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質・食品編 (NFOOD) |
読み:マーガリン |
外語:margarine |
品詞:名詞 |
主に植物油脂を原料に、液体であるこの油に水素添加などの化学反応を施して半固体状態とし、バター状に練って作られた食品。
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概要 |
1869(明治2)年にフランスの化学者イポリット・メージュ・ムーリエ(Hippolyte Mege-Mourie's)が考案したもので、マーガリンの語源はギリシャ語のμαργαρι'τησ(margari'tis、真珠)に由来する。
誕生の由来は、ナポレオン三世による戦争や革命によってバター不足となり、その解消のために代替品を公募したことによる。
その後世界中に普及するが、日本では歴史的には魚油を使ったものもあったようである。
特徴 |
価格が安い、常温でもバターのように固くなく塗りやすい、などの利点があるが、風味に関しては、やはりバターには敵わない。
不飽和脂肪酸を水素添加する際に、その一部の脂肪酸鎖からトランス型不飽和脂肪酸が生成する。
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