ポリ塩化ビニール |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY) |
読み:ポリえんかビニール |
外語:PVC: polyvinyl chloride |
品詞:名詞 |
ビニル基を持つのでビニールの一つであり、また熱可塑性のプラスチックの一つである。
|
特徴 |
塩化ビニール自体に発がん性があり肺血管肉腫などを誘発するほか、低温で燃焼させるとダイオキシンが発生するということで、塩化ビニール排斥運動なども起こっている。
さらに塩化ビニール加工時に混ぜる添加剤のフタレート類にも発がん性が確認されている。
ただ勘違いしてはいけないのは、フタレート類の毒性は極めて低い上、実際に健康に出るほどのフタレート溶出は、科学的に確認されていない。
主な用途 |
パイプ(いわゆる塩ビ管)やビニール袋、食品のトレイ容器、LPレコードなど様々に使われている。
またフタレート(可塑剤)を混ぜて軟らかくした軟質ポリ塩化ビニール樹脂は俗にソフトビニールとよばれ、フィギュア作りにも使われている。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |