プリスケーラ |
辞書:科学用語の基礎知識 電子用語編 (NELECY) |
読み:プリスケーラ |
外語:prescaler |
品詞:名詞 |
分周器、分周回路。
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概要 |
汎用的なICでは動作不可能なほど高い周波数でPLL回路を構成する場合や、周波数を計測する際に使用するもので、カウンターによる分周作用を利用して次段への入力周波数を整数分の1に下げるもの。
数百MHz以上の領域では、論理回路としては最も高速動作が可能なECLのリップルカウンター(非同期動作)が用いられる。
特徴 |
この種の超高速カウンターICは最高ばかりでなく、最低動作周波数も制限されているのが一般的である。
これは、低周波すなわちゆっくり変化する可能性のある信号では、スレッショルド・レベルを通過する際に、ノイズやジッタによる多重カウントを行なってしまうためである。もちろん、シュミット・トリガーにより整形するなどした、立ち上がりの急峻な信号であればDC付近からでも正しく動作する。
リンク |
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