ハルシオン
読み:ハルシオン
外語:Halcion
トリアゾラム
を成分とする
マイナートランキライザー
(超短期型
睡眠導入剤
)。
ベンゾジアゼピン
系。
米アップジョン社が開発し、日本では1982(昭和57)年に承認された。
日本では製造販売がファイザー。
目次
薬品の特徴
製品
効果・効能
用法・用量
成分・添加物
成分
添加物
規制区分
剤形
風味等
名称の由来
注意点
副作用など
薬品の特徴
製品
0.125mg錠は薬品コード1124 007F 1020、識別コードUPJOHN 10、薬価12.30円/1錠
0.25mg錠は薬品コード1124 007F 2026、識別コードUPJOHN 17、薬価17.40円/1錠。
効果・効能
最高血中濃度到達時間
1.2時間、血漿中濃度消失半減期は平均2.9時間の超短時間作用型の睡眠導入剤で、入眠障害に効果がある。
そのため、朝の残薬感が無く目覚めが良いが、早朝覚醒が起こることもある。
用法・用量
かつてアメリカでは1mg錠として販売されていたが、逆行性健忘が激しいということから、後に0.25mgや0.125mgの用量となった。
成分・添加物
成分
トリアゾラム
添加物
安息香酸ナトリウム
軽質無水珪酸
結晶セルロース
ジオクチルソジウムスルホサクシネート
ステアリン酸マグネシウム
トウモロコシデンプン
乳糖
青色2号アルミニウムレーキ
赤色3号アルミニウムレーキ (0.125mg錠のみ)
規制区分
向精神薬
習慣性医薬品
処方せん医薬品
剤形
やや横長の錠剤である。
0.125mg錠は淡紫色の割線無し
素錠
、0.25mg錠は淡青色の割線入り素錠。
俗称は、0.125mg錠はシートが
金色
なので金ハル、または淡い紫色なので紫玉。
0.25mg錠はシートが
銀色
なので銀ハル、または
青色
なので青玉である。
風味等
不明。
名称の由来
不明。
注意点
ハルシオンの効果は個体差があり、効きにくい場合もある。また、アルコールとの併用で前方性健忘を起こすことがある。
ちなみにハルシオンは安全性が高く、
致死量
は0.25mg錠でも150万錠と言われる。
たまに自殺目的で200錠ほど飲んで
病院
に運ばれる人もいるが、その程度では全然足りない。しかし150万錠も飲めるのならば、きっと人生のやり直しも出来るだろう(そもそも胃に入りきらんが)。
副作用など
精神神経系
眠気 (0.1%〜5%未満)
ふらつき (0.1%〜5%未満)
目眩い (0.1%〜5%未満)
頭痛・頭重 (0.1%〜5%未満)
消化器系
口渇 (0.1%〜5%未満)
過敏症
発疹 (0.1%未満、注意)
掻痒 (0.1%未満、注意)
骨格筋
倦怠感 (0.1%〜5%未満)
発疹・掻痒などが生じた場合は服用を中止すること。
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