ノイズ・シェイピング |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:ノイズシェイピング |
外語:noise shaping |
品詞:名詞 |
ΔΣ変調機が用いている、量子化ノイズを削減するための手法。ノイズ・シェーピングとも。
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概要 |
単にADコンバーターで量子化をすると、全ての周波数帯に均等に量子化ノイズが分布するようになる。
ΔΣ変調機では、原音が存在する低い周波数帯で量子化ノイズを少なく、高い周波数帯で量子化ノイズを多くするように、分布を変化させる手法が、ノイズ・シェイピングである。
特徴 |
ΔΣ変調機はオーバーサンプリング技術と併用して、後で切り捨てられる高い周波数域に量子化ノイズを移動させている。
ここから信号(低い周波数帯域)を取り出すと、結果的にA-D変換器そのものの量子化ビット数の限界よりも広いダイナミックレンジを持つデータが得られる。
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