テトラサイクリン
読み:テトラサイクリン
外語:TC: tetracycline
テトラサイクリン系抗生物質
、
抗菌剤
の一つ。
目次
情報
基本情報
誘導体、関連物質の例
概要
特徴
薬効
用法、用量
副作用など
規制区分
製品
情報
基本情報
組成式: C
22
H
24
N
2
O
8
分子量
: 444.44
比重
: (該当資料なし)
融点
: 170℃〜175℃
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 60-54-8
ICSC番号: (登録なし)
外観:
淡黄色
の結晶性粉末
溶解性: (該当資料なし)
誘導体、関連物質の例
クロルテトラサイクリン
概要
放線菌の培養液から得られた
抗生物質
である。
オーレオマイシンとテラマイシンが環状構造を持ち、そして双方共に環が4つ並んだ共通の構造を持つことから、共通母核がテトラサイクリンと命名された。
現在では幾種類かのテトラサイクリン類が開発されている。
特徴
薬効
細菌
の蛋白質合成を阻害することで静菌作用を示す。
この抗生物質は抗菌スペクトルが広く、
グラム陽性菌
・
グラム陰性菌
、リケッチア、
クラミジア
、マイコプラズマ、放線菌、アクチノミセスなどに有効である。
用法、用量
一日摂取許容量(ADI)は0.003mg/kg体重/日とされる。
副作用など
副作用
として、
乳幼児
や小児に使用すると歯牙の黄染着色や一過性の骨発育不全が生じる。
規制区分
乳、畜肉の一部、
鶏卵
に0.1ppm〜1.2ppmまで残留が許可されているが、それ以外の食品は「残留してはならない」とされている。
製品
現在ではゾロが多数存在する。
今では、テトラサイクリン系として、テトラサイクリンの誘導物質などを使うものが多い。
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